子ども弁当2025からのアウトリーチへの挑戦。
【夏休み子ども弁当2025 7/22〜8/31(41日間)】
■利用家庭子ども実数 184軒377人
■弁当提供総数 2268個
■アンケート回収 99件(別途LINE回収24件含む)
■募金箱合計 137,866円(前年比1.1倍)
■寄付個人・団体計59万円
収入計 727,866円
■弁当代金 2268✕350円(前年まで300円)=793,800円
■容器チラシ等経費 30,629円
支出計 824,429
差引 −96,563円
★たくさんの募金・寄付ありがとうございました!
子ども弁当2025を終えて、さまざまな課題を整理しておきたいと思います。
2024年と比較して1.5倍の提供となりました。利用実人数も83世帯181人から2倍となる184世帯377人の子どもが利用しました。これは公立小中学校で保護者向けの一斉メール配信が使われるようになって新規利用を掘り起こしたこともありますが、収まらない物価高騰が背景にあることはアンケート結果などからもうかがえます。
経済事情やお店の事情で3カ所の提供がお休みとなりましたが、途中から1店が初参加してくださり15事業者のみなさんが猛暑の中でお弁当を子どもたちに用意してくれました。
今年は初めて補助金に頼らず、寄付と募金箱で地域のみなさんに支えて頂きましたが、お店の事情を考慮して、お弁当1個の経費400円から450円にアップ(自己負担100円維持・法人負担+50円)として臨み、前年並み1500個なら黒字に収まったわけですが1.5倍増は想定以上でした。
同じスタイルで続けることはもはや困難です。次回に向けて団体から寄付のお申し出もあるのですが、毎年の経費工面には限界がありますので、持続的な基盤作りに着手したいと思います。
野菜提供をしてくださる農家支援にもつながる仕組み作りも継続したいと考えていますがマンパワーが足りていません。
また、注文受付から各お店への発注などシステムの更新に大学生エンジニアチームが継続して奮闘してくれていますが、もう少し彼らへの謝礼ができるようにしたいとも思案中です。
課題はありますが、子ども弁当は困難を抱えている子どもや子育て家庭の見える化に繋がり、個別支援への入口になります。この夏繋がったご家庭へ、夏休みの食事以外の困りごとを集約して潜在化しがちな不登校の子たちの特定からの「学習支援」の提供や「子どもの居場所」へのお誘いを進めていきます。



個人の方からは備蓄米をたくさんいただき助かりました!野菜は形はさまざまな立派なトマトを農家から安価で譲っていただき、その費用を地元の高齢者介護事業所「ライフサポートえむ」が寄付で提供してくださっています。
光友会のお弁当中継をしてくれている介護事業所「ぐるんとびー」では高齢者と一緒にランチしたり食後の交流なども行ってくれています。
弁当箱容器はNPO法人「ことりのおうち」から大量に寄付していただきました。
たくさんのみなさんのご協力に感謝です!!








